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変化に対応、価値創出 経営者飛躍誓う 年頭所感

(2018/1/5 07:57)

 輸出増加や消費回復を背景に一層の景気拡大の期待が広がる中、2018年がスタートした。県内大手企業のトップが4日までに静岡新聞社に寄せた年頭所感からは、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)を含む技術革新や人口減少、少子化といった社会構造の急速な変化に乗り遅れない対応力と、厳しい競争社会へ付加価値ある商品・サービス創出が不可欠との強い決意がにじんだ。
 鈴木俊宏スズキ社長は、自動車業界の技術革新を「日進月歩ではなく、“秒進分歩”の速さ」と表現し、「次なる飛躍へのチャンス。20年の設立100周年に向け、あらゆる可能性に挑戦する」と意気込んだ。
 晝馬明浜松ホトニクス社長は「新しい光技術の創造に挑む、われわれと同じ精神を持った世界中のベンチャーや企業との連携を深める」とし、新たな光の応用に向けネットワーク作りに意欲を示した。
 昨年から今年にかけて新たに就任したトップは経営のかじをどう取るのか。岸田裕之静岡ガス社長は、新たなくらし商材・サービス創出や昨年インドネシアへ進出した海外事業を挙げ、「芽吹き始めた取り組みを推進し、さらなる成長につなげたい」と飛躍を期した。
 佐藤衛スター精密社長は、世界の工作機械需要が好況に沸く今こそ、AI、IoTの普及に伴う新たな競争時代を乗り越える経営基盤の強化の必要性を強調。三上高弘東芝機械社長は、「圧倒的な商品力で新たな価値を創造する」とした。
 人材育成の重要性を強調するのは柴田久静岡銀行頭取。相続、事業承継、ライフデザイン全般の提案など、相談ニーズが高度化、複雑化する中で、「取引先の将来を決定づける課題解決力こそが、選ばれる銀行であるための条件」と強調した。
 県内では、合併方針を発表した信用金庫の準備も進む。御室健一郎浜松信用金庫理事長は磐田信用金庫との19年2月の合併に向けて「1年かけて作業を進める。双方のあらゆる経営資源を結集する」と決意を掲げた。各社9日までに始業する。

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