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木村鋳造所が米進出 初の海外拠点、小型部品需要を開拓

(2017/12/8 07:55)
米国の新工場でくわ入れ式に臨む木村鋳造所の木村寿利社長(左)=11月上旬、米インディアナ州
米国の新工場でくわ入れ式に臨む木村鋳造所の木村寿利社長(左)=11月上旬、米インディアナ州

 鋳物大手の木村鋳造所(清水町)は2018年、米国インディアナ州に同社初の海外生産拠点を設ける。13年に事業化した3次元積層造形装置(3Dプリンター)の技術を活用し、米国のエンジン部品メーカーやエネルギー関連企業の小型で精密な部品試作の需要増に備える。
 国内市場の縮小に対応し、海外での販売を本格的に強化する。電気自動車(EV)関連の新たな需要も視野に入れる。
 同州南東エリアに位置するシェルビービル市に約4万500平方メートルの土地を購入し、敷地面積約3300平方メートルの工場を建設中で、本格稼働は18年12月を見込む。投資額は約10億円。
 同社の3Dプリンターは、人工の砂を使う独自技術で、アルミだけでなく融点が高い鉄系金属も扱えるのが強み。小型化が著しい自動車エンジンの排気管やハウジングなど複雑な構造の部品を、金型や木型を用いずに造れる。発注から納期まで最短5日間で仕上げるという。
 同社は11月上旬、工場建設予定地でくわ入れ式を行った。14年に営業拠点として設立したイリノイ州シカゴの子会社も、同じ場所に移す。木村寿利社長は「米国の工場を起点に欧州進出も目指す」と話した。

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