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自動運転、浜松で実証実験 市とソフトバンク子会社など

(2017/12/7 07:30)
実証実験で使用する車両を見学する関係者=6日午前、浜松市西区
実証実験で使用する車両を見学する関係者=6日午前、浜松市西区
実証実験 運行区間
実証実験 運行区間

 浜松市とソフトバンクの子会社SBドライブ(東京都)、スズキ、遠州鉄道の4者は7日から、同市西区の庄内地区で、自動運転技術を活用した次世代交通システムの事業化に向けた実証実験を始める。6日、西区の遠州鉄道舘山寺営業所で出発式を開き、関係者や報道陣に車両や管制センターを披露した。
 実験は7~19日の13日間、バス路線が廃止された区域を運転手が手動で車両を運転し、定時運行する。モニターとなる地域住民らに、SBドライブが新たに開発した予約システムを使って実際に利用してもらい、予約・運行管理システムの検証や利用者ニーズの収集を行う。
 スズキが提供した軽乗用車に衛星利用測位システム(GPS)の端末と、車両前方や車内を撮影するカメラを搭載。自動運転を前提に運行し、同営業所内の管制センターで車内や走行速度、位置などを常時モニタリングし、運行を管理する。
 予約システムは利用者がスマートフォンを使い、特設サイト上で乗車場所と利用日時、降車場所を入力すると、管制センターや車両に共有される仕組み。運行ルートは2014年に廃止された路線バス「白洲線」の約9キロ区間で、停留所18カ所を設けて、30分間隔で1日18往復する。
 出発式で鈴木康友市長は「自動車産業の大変革に備え、この実験で得た知見を次の繁栄につなげたい。交通事故激減以外に、市内の公共交通機関の空白地域にこのシステムが導入できれば、中山間地域の足の確保になる」と期待した。スズキの鈴木俊宏社長は「まだ今は手動運転だが、(必要な)支援機能を探れば、その先に自動運転が見えてくる。技術やノウハウを蓄積したい」と述べた。
 4者は16年に連携協定を締結し、「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」を始動。19年に公道での自動運転車両の走行実験、21年以降の実用化を目指している。

新たに開発した予約システムの画面
新たに開発した予約システムの画面

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