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JR東海社長「リニア全体、遅れが心配」 静岡工区未着手で

(2017/11/25 08:42)

 JR東海の柘植康英社長は24日、都内で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線計画に伴う大井川の流量減少対策を巡り、静岡工区が未着手であることに触れ「既に相当の時間が経過していて、リニア全体の開業に遅れが出なければ良いと心配している」と述べ、懸念を示した。
 同社は静岡工区に着手する前に大井川の流量減対策に関する協定を下流利水者と締結する方針だが、現時点で締結できていない。柘植社長は、協定締結について「当事者間でしっかりと理解し合うことが大切なので、丁寧に協議を進めたい」との姿勢をあらためて示した上で「できれば早期に協定を締結したい」と述べた。
 大井川の流量減対策を巡っては、柘植社長が8日の定例会見で「全量がはっきりしない中で、全量を戻すという約束はなじまない」と発言。これを受けて県は、工事によりトンネル内に発生する湧水の全量回復を求める申し入れを改めて行った。
 柘植社長は「県が主張する全量の意味は理解している」と説明。「対策費を惜しんで不十分な対策で済ませようとしているわけではない」と強調した。

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