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浜松ホトニクス新棟完成 化合物光半導体の生産増強

(2017/11/15 08:10)
完成した浜松ホトニクスの化合物材料センター=浜松市北区
完成した浜松ホトニクスの化合物材料センター=浜松市北区

 浜松ホトニクスは14日、同社都田製作所(浜松市北区)に建設していた新棟「化合物材料センター」が完成したと発表した。今後、急速な市場拡大が見込まれる赤外光需要に対応するため、化合物光半導体素子の生産能力を現在の2倍に引き上げる。2018年4月から稼働を開始する予定。
 赤外光は果物の糖度計測や大気の成分識別のほか、産業、セキュリティーなど多分野で活用が進んでいる。医療分野では、人間の呼気に含まれる成分を赤外光で分析することでがんの診断に生かす研究も進められているという。自動車産業への応用も期待され、照射した光の往復によって離れた物体との距離や形、大きさを立体的に計測する技術は、自動運転システムの開発により需要が急激に伸びるとみられる。
 複数の元素を組み合わせて作る化合物光半導体は、素材の種類や比率を変えることで赤外領域の波長に対応した受発光素子の開発が可能になる。同社は、これまで複数の拠点で行っていた前工程(製造、加工)の作業を化合物材料センターに集約させ、生産能力の増強を図る。
 新垣実センター長は「当社は受光、発光の両方を手掛ける世界でも数少ない企業。強みを生かし、赤外光応用市場に製品を提供していきたい」と話した。

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