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養殖用フロート、燃料に 沼津2漁協が実証実験開始

(2017/11/15 08:02)
いけすに使うフロートを砕き、ペレット化する作業を行う漁協関係者ら=14日午後、沼津市の内浦漁港
いけすに使うフロートを砕き、ペレット化する作業を行う漁協関係者ら=14日午後、沼津市の内浦漁港

 沼津市の内浦、静浦両漁業協同組合は14日、養殖用フロートなどの漁業系廃発泡スチロールをペレットに再生し、燃料化する実証実験を内浦漁港で開始した。公益財団法人「海と渚環境美化・油濁対策機構」が進める取り組みで、実験は全国で3例目。
 両漁協や機構によると、フロートはいけすの新調や貝の付着による破損などで更新するが、費用がネックになり処分が進まないという。発泡スチロールは屋外に放置すると紫外線で劣化し、粒子が飛散する恐れがあり、生態系に影響を与えるマイクロプラスチックの一因になると指摘されている。
 同機構は4年前から水産庁の補助事業としてペレット製造機や燃料専用の小型ボイラーを開発。実験では機械2台を使い、直径約60センチ、幅約1メートルのフロートを細かく砕いた上でペレット化した。
 16日までの3日間でフロート300~400個分を処理する予定で、内浦漁協の金指正和総務第二課長は「漁業者の負担も軽くなる。燃料を使うサイクルがあれば導入しやすい」と期待を寄せた。機構の福田賢吾業務部第二課長は「環境面だけでなく、エネルギーの地産地消にもつながる」と地域で活用するメリットを述べた。

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