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地銀3行コア業純減少 貸出金利回り3行低下 9月中間

(2017/11/11 07:59)
静岡県内地銀4行 2017年9月中間決算
静岡県内地銀4行 2017年9月中間決算

 静岡県内地銀4行(静岡、スルガ、清水、静岡中央)の2017年9月中間決算が10日、出そろった。各行は中小企業や個人向け融資強化で資金運用収益の確保に努めたが、収益力を示すコア業務純益はマイナス金利の影響などを受け、3行で前年同期を下回った。
 期中平均の貸出金残高は全行で伸長した。個人特化型のスルガは蓄積したノウハウを用いて個人ローン比率を90・1%へと高め、貸出量の増加と預貸金利ざやの拡大などで資金利益は7期連続で過去最高を更新。静岡は中小企業や個人向けの融資戦略を深化させ、貸出金利息を2年連続で伸ばした。清水と静岡中央も個人、企業の資金需要に機動的に応じる営業を展開した。
 貸出金利回りは、金融機関同士の競争激化もあって3行で低下した。静岡は企業の事業承継や相続などのニーズに応じた融資や仕組み金融などの成長領域での取引の拡大が寄与し、10年続いていた利回り低下傾向に歯止めがかかった。
 純利益は静岡、スルガ、静岡中央が前年を上回った。連結自己資本比率は4行とも基準(国際統一8%、国内4%)を上回る高い健全性を維持している。
 県内経済は輸出や生産の増加などを背景に、緩やかな拡大基調にあるとされる。各行は2018年3月期にかけて、企業の設備投資への資金供給や事業性評価に基づく経営支援、個人の多様化する価値観に応じた商品・サービスの開発・提案などを通じ、収益上積みを目指す。

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