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光技術で協業合意 浜松ホトニクスと日亜化学

(2017/10/12 07:49)

 浜松ホトニクスは11日、青色発光ダイオード(LED)の量産技術を世界で初めて確立した日亜化学工業(徳島県阿南市)と協業体制を築くことで基本合意したと発表した。ともにノーベル物理学賞に深い関わりがある両社が互いに独自の光技術を持ち寄り、幅広い分野で新たな技術や製品の開発を目指す。
 第一歩として、半導体チップに使う基板の土台(ウエハ)の加工技術「ステルスダイシング(SD)」の分野で協業する。SDはレーザーを照射してウエハの内部に亀裂を生じさせ、ロスを抑えながら素材をチップ状に分割する手法。SD装置のエンジンを製造する浜ホトと加工技術で特許を持つ日亜化学が連携し、より高精度な次世代SD技術の開発を進める。
 センサーなどの受光技術を強みの一つとする浜ホトはこれまで、素粒子「ニュートリノ」観測に用いる大口径の光電子増倍管を開発し、2度にわたりノーベル物理学賞の研究を支えた。日亜化学はノーベル物理学賞に輝いた青色LEDの発明・実用化の一翼を担ったほか、蛍光体を組み合わせた白色LEDを商品化するなど、発光素子の開発で世界をリードしている。
 両社はエネルギー、自動車、医療など幅広い分野で光技術の重要性が高まるとし、「再び世界を変えるような技術を生み出し、社会に新たな価値をもたらす」としている。

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