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運転席無人で自動運転 ヤマハ発動機、熊本で実験へ

(2017/9/16 08:12)
実証実験で使用されるゴルフカーをベースにした小型電気自動車
実証実験で使用されるゴルフカーをベースにした小型電気自動車

 ヤマハ発動機は15日、ゴルフ場で走る自社のゴルフカーを改造した小型電気自動車を使い、運転席が無人での自動運転技術の実証実験を30日から熊本県で行うと発表した。国土交通省の公道での社会実験に参加する。同社によると、運転席に人が乗らない車両の公道での自動運転実験は全国初という。
 同社が国内向けに市販するゴルフカーの電磁誘導の技術を公道に応用する。約1週間、同県芦北町の中山間地約4キロの道路に銅線を埋め込み、試験車両はセンサーで磁力を感知しながら位置を解析して走行する。
 今回の車両はナンバーを取得した7人乗りの特別仕様車。事前に道路情報を記憶させ、カメラで障害物を認識すると減速、停止する新機能も備えた。運転席が無人の自動運転区間は約0・4キロとし、残り区間は運転席に人は乗るが運転操作はしないという。自動運転時の最高時速は12キロを想定する。
 実験は過疎地域の新たな交通手段や物流の確保を目指し、国交省が全国計13カ所で展開予定。芦北町では道の駅や町役場、病院などを結ぶ。同社は今後、秋田県での実験でも車両を提供する方針。

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