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「老い」イメージ抑制、だんらん演出 敬老の日商戦活況 静岡

(2017/9/14 08:45)
孫の財布に配慮し、買い求めやすい菓子が並ぶ売り場=11日、静岡市葵区のJR静岡駅ビル・パルシェ
孫の財布に配慮し、買い求めやすい菓子が並ぶ売り場=11日、静岡市葵区のJR静岡駅ビル・パルシェ

 敬老の日(18日)を前に、祖父母の長寿を願い、感謝の気持ちを伝えるギフト商戦が活気づいてきた。元気で活動的なシニア層の増加を背景に、静岡県内の小売各店のキャンペーンは控えめ。老いのイメージを抑え、家族のだんらんにつながる商品を提案。レジャーなど「コト消費」を重視する消費傾向を反映し、3世代旅行は活況だ。
 母の日やバレンタインデーとは対照的に、定番商品不在で大きな盛り上がりにも欠ける敬老の日。売り場単位の販促にとどめる商業施設が目立つ中、JR静岡駅ビル・パルシェ(静岡市葵区)はあえて大々的なPRを展開し、祖父母への贈り物を呼び掛けている。
 孫が限られた小遣いで購入することを想定し、千円前後の菓子類を充実させた。特設会場には、地元の幼稚園と保育園の園児が描いた祖父母の似顔絵を展示。展示会に足を運ぶ家族連れに、店内での食事や買い物を促す。
 運営する静岡ターミナル開発の岩田勝弘取締役営業部長は「特需がある記念日ではないが、季節感や暦の節目は大事にしたい」と話す。改装オープン(15日)に合わせた記念イベントとの連動で、集客の上乗せにも期待を込める。
 遠鉄百貨店(浜松市中区)は、食器や寝具、健康グッズなどの品ぞろえを強化した。敬老の日に紳士洋品・肌着靴下売り場で一定額以上のギフトを購入すると、先着で似顔絵色紙を贈る企画も用意。家族の思い出づくりをサポートする。
 コト消費の代表格は旅行。静岡など8県を管轄するJTB中部(名古屋市)によると、3世代旅行を応援するプランの上期(4月~9月)の取り扱いは人員ベースで前年同期比20%増、販売額ベースでは36%増と、順調な伸びが続いている。
 宿泊先は、寝室が別で共有スペースを備えた2間以上の部屋が人気。担当者は「社員旅行や女子旅を想定した商品だったが、ニーズの中心は3世代だった」と明かす。宿泊施設の選択肢を増やし、需要の掘り起こしに努めている。

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