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景気判断引き上げ 日銀静岡支店、9年5カ月ぶり「拡大」

(2017/9/9 07:11)

 日銀静岡支店は8日発表した9月の県内金融経済動向で、景気の全体判断を「緩やかに拡大しつつある」として、前月までの「回復を続けている」から引き上げた。引き上げは2カ月ぶりで、2008年4月以来、9年5カ月ぶりに「拡大」の表現を用いた判断となった。
 小高新吾支店長は「海外各国での需要の高まりを受けて輸出が増勢を強め、生産が活発化している。製造業など多様な業種での求人増で労働需給が一段と引き締まり、所得も緩やかに増えて個人消費を支えている」との認識を示した。
 項目別評価で輸出を3カ月ぶり、生産を2カ月ぶり、雇用・所得を3カ月ぶりに引き上げた。輸出は自動車、二輪車、一般機械、楽器の4業種で評価を上方修正。生産は国内向け新車販売の好調もあって自動車・同部品を引き上げたほか、二輪車・同部品も半年ぶりに引き上げた。雇用・所得は5カ月連続で全国水準を上回った有効求人倍率、雇用者所得の動きを踏まえた。
 小高支店長は「これまでマイナス(供給過多)だった需給ギャップがプラスに転じ定着しつつある」と指摘。今後も景気の拡大基調が続くと見通した。ただ、下押しかねない材料として人手不足感の強まり、北朝鮮問題などの海外情勢の不確実性などを挙げた。
 金融面は7月末の預金残高が22兆4670億円(前年同月比3・9%増)、貸出金残高が13兆9248億円(2・4%増)。7月の地銀4行の貸出約定平均金利は2・120%で前月より0・003ポイント低下した。

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