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ヤマハ発、医療分野初参入 細胞高速仕分け機器開発

(2017/9/2 08:00)
新開発の理化学機器で使用される細胞の吸引ノズルと培養皿
新開発の理化学機器で使用される細胞の吸引ノズルと培養皿

 ヤマハ発動機は1日、新薬開発や抗がん剤の検査用に、多数の細胞を一度に高速で小分けして撮影できる理化学機器「セルハンドラー」を開発したと発表した。同社の医療分野参入は初めてで、製薬会社や研究機関の需要開拓を目指す。
 電子回路基板に部品を搭載する産業用ロボットの技術を医療分野に応用。第1号機を8月末に福島県立医科大に納入した。
 組織片や細胞の塊から細胞を培養皿に小分けにする作業はこれまで研究者が手作業で対応してきたため、機械化により時間やコストが大幅に削減できる。
 細胞約380個を想定した同社の試算では、仕分け速度は手作業の約15倍だった。処理速度が早いことなどから、より生体に近い状態での細胞検査の実現にもつながるという。
 機器内の複数の極細吸引ノズルが一定のリズムで動き、小分けされた高密度の培養皿に細胞を配置する。配置しながら撮影し、撮影した細胞の画像をデータ化して画面上で確認できる。
 標準仕様で1台6千万円前後。3年後の黒字化を目標に据える。

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