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「遠州織物」地域ブランドに 商標登録で産地PR

(2017/8/11 08:31)
商標使用が認められた生地や製品で表示できる「遠州織物」のロゴマークが入った下げ札
商標使用が認められた生地や製品で表示できる「遠州織物」のロゴマークが入った下げ札

 県西部の繊維関連4組合は10日、遠州地域特産の「遠州織物」が特許庁の地域団体商標に登録されたと発表した。登録は4月21日付。今後、商標の使用が認められた生地や服飾品には新たに製作したロゴマークを付け、地域ブランドとして全国に売り出す。
 商標を登録したのは遠州織物工業協同組合、天龍社織物工業協同組合、浜松織物協同組合、浜松広巾織物産元協同組合。遠州地域由来の製法を使い、同地域周辺で製造された綿織物や別珍織物、コール天織物など計13種類の素材の織物を指定商品とした。
 綿織物の日本三大産地として知られる遠州地域は、綿で培った高い技術をさまざまな織物に発展させた総合的な織物産地で、高品質なテキスタイルが海外有名ブランドからも高い評価を受けているという。事務を担う県繊維協会担当者は「産地間競争が激しくなる中、全国にPRし、市場開拓や販売促進に役立てたい」と話す。
 商標を使用できるのは、4組合の組合員計200社余りが生産する生地のうち、認定を受けた生地。組合員以外のメーカーが使用する場合には承認が必要になる。
 地域団体商標制度は、地域に根ざした農作物や伝統工芸品を地域ブランドとして保護する制度。登録数は全国で千件を超え、県内では「三ケ日みかん」「沼津ひもの」「熱海温泉」など遠州織物を含めて21件が登録されている。

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