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マーガレット多品種へ道筋 開発続け「功労賞」

(2017/3/19 08:42)
自らが育種に携わったマーガレットの特質を語る稲葉善太郎さん=1月下旬、三島市の箱根洋ラン園
自らが育種に携わったマーガレットの特質を語る稲葉善太郎さん=1月下旬、三島市の箱根洋ラン園

 全国の園芸に関する研究者、技術者でつくる園芸学会(事務局京都市、会員2246人)はこのほど、マーガレットの育種や生産振興に貢献したとして静岡県東部農林事務所生産振興課長の稲葉善太郎さん(58)を2017年の園芸功労賞に選んだ。県内の受賞は11年の県農林技術研究所伊豆農業研究センター以来で、個人は初。19、20日の同学会春季大会(神奈川県藤沢市)で表彰を受ける。稲葉さんは「県内農家の協力があってこその成果」と話している。
 稲葉さんは1992年、県農業試験場南伊豆分場(現県農林技術研究所伊豆農業研究センター)でマーガレットの育種を始めた。品種登録されたのは単独・共同での育成合わせて35品種。県によると、日本で流通する品種の約5分の1に当たるという。
 交配の工夫や突然変異個体の選抜で、色や形の多様性、耐暑性の向上を図った。高温で開花しにくいため年明けからの出荷が中心だったマーガレットを、多くの品種開発の結果、秋から翌年の初夏まで、長期間出荷できるようにした。県東部花き流通センター農業協同組合(富士市)の内藤宗尊組合長(57)は「かつては春の花のイメージだったが、秋出しが定着した。色の種類も格段に増えた」と稲葉さんの功績をたたえる。

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