静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

かつお節の欧州輸出強化 焼津のメーカー、HACCP取得

(2017/3/9 17:05)
EU向けのかつお節を製造するHACCP認定を受けた工場内=2月、焼津市の新丸正
EU向けのかつお節を製造するHACCP認定を受けた工場内=2月、焼津市の新丸正

 かつお節メーカーの新丸正(焼津市、久野徳也社長)は4月、欧州連合(EU)へのかつお節の輸出に乗り出す。水産庁から2月にEU向け「危険度分析による衛生管理(HACCP)」に、かつお節では全国で初めて認定された。生産ラインの増築も視野に、5年後にEUを含めた海外売上高を1億円から5億円にまで引き上げる方針。
 世界で健康志向などを背景に和食文化が浸透する中、うま味の基礎となる「だし」の需要が拡大している。同社は国内屈指のブランド産地から、「日本産」を売りに販路拡大を目指す。
 EU向けHACCPは、かつお節をいぶす工程などで生成される化学物質を認めていない。同社はHACCP認定に向けて総額約1億円を投資し、対米輸出用の製造工場を改修。県や県水産技術研究所(同市)の支援を受けながら、独自の製造技術も導入するなど「世界最高といわれるEU基準」(柴田一範常務執行役員)をクリアした。
 かつお節の海外展開をめぐっては、鹿児島県枕崎市のかつお節業者らがフランスに工場を開設し、2016年9月から本格的に現地生産を始めている。柴田常務執行役員は「認定を取得できたのは大きな自信」とした上で、「かつお節の本場である日本から、焼津ブランドを世界に発信したい」と話している。

静岡経済の記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト