静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

堺屋太一さんの姉が縁 天竜で読み継がれる「熊村文庫」 浜松

(2019/2/11 08:27)
「団塊の世代」など堺屋太一さんの著作が並ぶ浜松市立天竜図書館の「熊村文庫」=10日午後、同市天竜区二俣町の同館
「団塊の世代」など堺屋太一さんの著作が並ぶ浜松市立天竜図書館の「熊村文庫」=10日午後、同市天竜区二俣町の同館

 堺屋太一さんの著作「団塊の世代」など関連書籍111冊が並ぶ浜松市天竜区の天竜図書館にも10日、堺屋氏の訃報が届き、職員らも死を悼んだ。書籍は堺屋さんの姉の余理子さんが旧天竜市(浜松市に合併)初代市長の熊村昌一郎氏の妻だった縁で熊村家や堺屋さん本人から同館へ寄贈され、「熊村文庫」として大切に読み継がれている。
 本棚には、戦後ベビーブーム時に生まれた世代を表す言葉の由来となった近未来小説「団塊の世代」から「秀吉」をはじめとする歴史小説、工業社会の終焉(しゅうえん)と情報化社会の到来を予言した経済論「知価革命」など多彩な著書がある。同館の小野賢司館長(57)は「突然のことにびっくりした。堺屋さんの作品を置く熊村文庫は当館では人気コーナーの一つ」と話した。
 熊村文庫は熊村氏が他界した翌年の1987年、余理子さんが読書家だった熊村氏をしのんで「図書館資料の充実に」と同館へ300万円の寄付を申し込んだことから開始。現在は堺屋さんの著書を含めて3723冊の蔵書がある。

静岡芸能・文化の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト