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大震災被災地の姿、時系列で紹介 11日まで、静岡で写真展

(2019/2/8 08:05)
東日本大震災の発生から間もなく8年となる被災地の様子などを伝える写真展=静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場
東日本大震災の発生から間もなく8年となる被災地の様子などを伝える写真展=静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場

 東日本大震災の記憶や教訓を伝える活動を続けている宮城県の2団体から提供を受けた写真の展示会が、静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場で11日まで開かれている。震災発生から間もなく8年となる被災地の様子や、震災で亡くなった富士市出身の姉への思いを表現した小学生の作品など約80点が並ぶ。
 写真を用意したのは震災で壊滅的な被害を受けた同県名取市閖上地区の伝承施設「閖上の記憶」と、同県石巻市で犠牲となった富士市生まれの佐藤愛梨ちゃん=当時(6)=の被災した現場に咲いた花を増やす活動を続ける「アイリンブループロジェクト」。東北地方の支援を続ける三島市のIT企業の社会事業部門アスタワークスが双方に依頼して企画した。
 閖上地区の写真は、津波で破壊された住宅のがれきに朝日が注ぐ震災発生から2日後の様子や、献花台に祈りをささげる子ども、災害公営住宅の様子などを28枚のパネルで時系列に並べた。名取市と静岡、焼津両市の地形の共通点などを紹介するパネルも作成した。
 アイリンブループロジェクトのコーナーでは、亡くなった愛梨ちゃんの妹で現在小学生の珠莉さんが撮影した写真などを紹介。焼けた遺品の上靴やクレヨン、遺影と一緒に写した風景などを、姉に向けたメッセージとともに展示している。
 企画を手掛けたアスタワークスの尾山一郎リーダーは「写真を見た人が被災地に関心を寄せ、足を運ぶきっかけになれば」と話した。

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