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川越遺跡観光地化に本腰 島田市、19年度当初予算案

(2019/2/5 08:13)
にぎわい創出に向けた動きが本格化する大井川川越遺跡=島田市河原
にぎわい創出に向けた動きが本格化する大井川川越遺跡=島田市河原

 島田市は同市河原の国指定史跡「島田宿大井川川越遺跡」のにぎわいづくりに本格的に乗り出す方針を固めた。隣接する島田市博物館を含めたエリア「ヒストピア島田」の観光地化をおよそ5年掛かりで推進していく考えで、2019年度当初予算案に関連経費約1200万円を盛り込む。
 これに合わせ、諏訪原城跡(同市菊川)などを含めた文化資源を活用していく専門組織を市長部局に新設する。文化財の保護にとどまらず、文化振興に関するグループなどと連携し、人材育成につなげていく。
 19年度中に策定する同遺跡整備基本計画と連動させ、保存されている川会所や番宿などのソフト的な活用法について基礎調査を行う。博物館が22年度に30周年を迎えることから、常設展示コーナーのリニューアルに向けた検討に入る。
 番宿の畳の交換や、障子の張り替えなども行う。来場者から「弁当を食べる場所を設けてほしい」などの要望が増えているため、番宿を開放し、休憩所として利用してもらうことを検討している。着物の着付けをして、周辺を歩いてもらうイベントなども定期的に開催する。
 関係者によると、将来的にはインフォメーションセンターや土産物店なども整備していく方針。

 <メモ>大井川川越遺跡 1966年に国指定史跡になった。川を渡るための川札を販売していた川会所は1856年建設で、1970年に現在の場所に移築された。川越人足が旅人を肩車したり、蓮台(れんだい)に乗せて担いだりしていた江戸時代の川越文化を伝える。

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