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「平成最後の市長」を撮影 肖像写真家の松野さん(静岡)

(2019/1/15 17:00)
「平成最後の市長」をテーマに肖像写真を撮り進める松野崇さん=2018年12月下旬、静岡市葵区
「平成最後の市長」をテーマに肖像写真を撮り進める松野崇さん=2018年12月下旬、静岡市葵区

 静岡市葵区の写真家松野崇さん(74)が、「平成最後の市長」をテーマに肖像写真を撮影している。「時代の終わりの記録に」と県内の全市長を芸術的に撮る試みだが、最後の日となる4月30日の顔触れは、市長選を残す自治体もあって未確定。「政治をアートで残す」取り組みを時間をかけて進める。
 約1年前、在職中の全23市長宛てに依頼文を送った。「それは面白い」「絵になるかどうか」。全体的に「好意的に受け止めてもらえた」という提案は、各庁舎を訪ねる形でスタート。併せて声を掛けた川勝平太知事がトップバッターだった。
 写真店に育った松野さんは、20代から創作活動としての肖像写真を撮り始め、2007年から11年間にわたり日本肖像写真家協会長を務めた。芸術家や僧侶など「町の著名人」の風貌を収めるシリーズ作品を手掛けるなど、地元での活動に熱意を注ぐ。今回は「歴史の節目に、地域のリーダーを写しておくことは肖像写真家の使命」との位置付け。全12町長の撮影も、現会長の杉山薫さん(71)=富士市=に託している。
 市長は名前を聞くことはあっても実際に会うのは初めてという人ばかり。「威厳や愛きょうなど、当日に感じた雰囲気を強調する」というスタンスでシャッターを切る。
 4月には6市町の首長選が予定され、既に引退を表明している現職も。写真をシリーズ作品として発表するのは新元号になる頃の見込みという。松野さんは「肖像写真は選挙や広報の写真とは違う見せ方ができる。人間力や人間味を感じてほしい」と話す。

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