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本土決戦塹壕、本格調査を加速 静岡平和資料センター

(2019/1/6 07:32)
本土決戦塹壕の企画展で調査内容を説明する土居和江事務局長(右)=静岡市葵区の静岡平和資料センター
本土決戦塹壕の企画展で調査内容を説明する土居和江事務局長(右)=静岡市葵区の静岡平和資料センター

 静岡平和資料センター(静岡市葵区)は1月から、太平洋戦争末期に同市駿河区の日本平周辺に点在したとされる「本土決戦塹壕(ざんごう)」の本格調査を加速させる。2020年をめどに調査報告書をまとめる方針。
 同センターは6年前に同市清水区の男性から「近隣にまだ壕が残っている」との情報を受けて調査を開始した。以来、人伝えの情報で調査をしてきたが、戦争経験者が徐々に他界する状況で、17年9月に調査研究チームを結成。実際に壕を掘った地元住民の証言を参考に現地に足を運ぶなど本格的な調査に乗り出している。
 これまでの調査で確認した壕は現存しているものと消滅しているものを合わせ27カ所。現地調査と並行し、今後は文献調査にもさらに力を入れる。同センターの土居和江事務局長(72)は「証言にはあってもまだ調査できていない場所がある。戦争経験者の減少が進む中、しっかりとした調査結果を出すために迅速な調査が求められる」と話す。崩落の危険性などを考慮した上で、壕の保存についても検討するという。
 同センターは調査の中間報告として「本土決戦と静岡」と題した企画展を19年5月26日まで開き、壕の写真や地図、証言などをパネルにして初公開している。次の現地調査は同年1月20日の予定。

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