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茶と日本文化を解説 熊倉氏が講演 全国お茶まつり東京大会

(2018/12/16 08:08)
和文化と日本茶の関わりを解説する熊倉功夫氏=15日午前、東京都
和文化と日本茶の関わりを解説する熊倉功夫氏=15日午前、東京都

 東京都で開かれた全国お茶まつり東京大会最終日の15日、静岡文化芸術大前学長の熊倉功夫氏が「和文化と日本茶」と題して講演した。茶の歴史をひもときながら、茶と日本文化の関わりの深さを解説した。
 熊倉氏は平安時代初期の歴史書に、茶に関する最初の記述があったと紹介した。「僧の永忠が茶を中国から持ち帰り、平安時代から栽培されていた記録もある。当時の蒸してすりつぶして型に入れ、乾燥させた『団茶』は日本人に合わず、広がらなかった」と解説。その後、栄西によって茶がもたらされ、さまざまな茶文化が日本各地で浸透していったと説明した。
 熊倉氏は明治維新後に、茶と絹の輸出で外貨を獲得できたとして「日本の近代化を支えたのは茶だった」と強調した。茶の輸出高が伸長してることに触れ「海外で良質な日本茶に触れると、日本茶の優秀さに気づくはず。和食ブームと絡めた発信が大切になる」と呼び掛けた。
 和文化の世界への情報発信をテーマに、茶道や着物、生け花などの専門家がそれぞれ意見を述べる時間も設けられた。

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