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近代化、徳川時代から 大阪学院大教授が講演 静岡

(2018/11/1 07:51)
徳川社会と日本の近代化の関係について語る笠谷和比古教授=31日午後、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニア
徳川社会と日本の近代化の関係について語る笠谷和比古教授=31日午後、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニア

 徳川みらい学会第4回講演会(同学会、静岡商工会議所主催)が31日、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開かれ、大阪学院大の笠谷和比古教授が「徳川社会と日本の近代化」と題して登壇した。
 笠谷教授は、近代の定義として議会制、憲法制、資本主義の3要素を満たしている必要があるとした上で、19世紀中に3要素を兼ね備えていたのは欧米の数カ国と日本だけだったと指摘した。日本の近代化は明治政府の政策ばかりが要因ではなく、徳川時代が土台にあったと語った。
 「徳川政権は大きな戦乱がなかった平和な時代。人々が自分の健康や生活に関心を向ける余裕ができた」と述べ、8代将軍徳川吉宗の時代に朝鮮ニンジンの栽培研究が全国に広がった実例を挙げた。薬草学や蘭学(らんがく)も盛んになり、後の解体新書発刊や大砲、蒸気船の開発にもつながったとした。

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