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大衆演劇の常設劇場 清水駅前銀座に1日、オープン

(2018/10/31 17:00)
11月1日にこけら落とし公演を行う「清水ヒカリ座」=26日、静岡市清水区
11月1日にこけら落とし公演を行う「清水ヒカリ座」=26日、静岡市清水区

 静岡市清水区の駅前銀座商店街に11月1日、大衆演劇の常設劇場「清水ヒカリ座」がオープンする。近年では従来のファン層に加え、若い女性や外国人観光客にも人気が拡大している大衆演劇。商店街も交流人口増加の起爆剤として期待を寄せている。
 「近くにこんな場所があればという夢を実現したかった」-。劇場マネジャーの八木弥宵さん(58)=藤枝市=は、自身が大衆演劇のファンとして長年抱いてきた思いを劇場づくりに託した。商店街の空き店舗を約100席の劇場に改装。公演は毎日昼と夜の2回行い、人気演目「清水の次郎長」などの人情劇や舞踊ショーで観客を魅了する。演目は日替わり、劇団は月替わりで登場し「いつ来ても飽きない劇場づくり」を目指す。
 観劇の醍醐味(だいごみ)について八木さんは「役者との距離が近いのが大衆演劇の大きな魅力の一つ。舞踊も迫力があり、ショーの3時間は別世界に連れていってくれる」と語る。運営は同市駿河区の旅行会社「新日本ツアーズ」が行い、清水港へ寄港した外国客船の観光客への誘客や、劇場を軸に清水の街中をめぐる新たなツアー作りも視野に入れている。
 空き店舗を使った「新名所」の誕生に商店街も歓迎ムードだ。同商店街振興組合の杉山治理事長は「地元の年配の方からはすでに多くの問い合わせがある。県内外からもファンが訪れ交流人口が増えれば商店街が元気になる」と期待を語る。
 八木さんは「地元の方、県外や外国人の観光客などがそれぞれの視点で大衆演劇と日本文化の魅力を感じられる劇場にし、地域の活性化にも寄与できれば」と言葉に力を込める。
 こけら落とし公演は午後0時半と同6時半に開演。出演は「劇団芸昇」(みやま昇太座長)。問い合わせは同劇場<電054(340)8766>へ。

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