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静岡の漁業史対談 武蔵野美大教授と県立美術館長

(2018/9/11 07:55)
静岡の漁業史や伝統的な漁具などを紹介した(右から)神野善治教授、木下直之館長=9日、静岡市駿河区のグランシップ
静岡の漁業史や伝統的な漁具などを紹介した(右から)神野善治教授、木下直之館長=9日、静岡市駿河区のグランシップ

 静岡県文化プログラム推進委員会は9日、「海の国 静岡」と題したトークイベントを静岡市駿河区のグランシップで開いた。元沼津市歴史民俗資料館学芸員で武蔵野美術大の神野善治教授と県立美術館の木下直之館長が、本県の漁業史と道具をテーマに対談した。
 神野教授は、江戸時代-昭和初期に伊豆沿岸で行われていたマグロ漁に関する研究成果を披露。神社に奉納された絵馬や地域住民の話から、入り江に入った魚の退路を網でふさぐ漁法だったと説明した。同時期に焼津で和船「八丁櫓(ろ)」による沖合でのカツオ漁が発展したこととも対比し、「地形や環境の違いが漁法の違いを生んだ」と語った。
 自然の素材を使い手作りされた網や仕掛けなどの伝統的な漁具を紹介した神野さんは、「水の動きや魚、漁場に合わせて形が決まる」と話した。木下館長は「自分が生きる土地との関係に合わせて研ぎ澄まされた形になっている」と評した。
 イベントは東京五輪・パラリンピックに向けた文化プログラムの一環。

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