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建具全国大会、掛川の親子が最優秀 静岡県勢49年ぶり

(2018/9/7 17:03)
佐次本武司さん(右)、裕司さん親子が制作した「和」=5日、掛川市寺島
佐次本武司さん(右)、裕司さん親子が制作した「和」=5日、掛川市寺島
三つ組手の中に精巧な細工が施されている
三つ組手の中に精巧な細工が施されている

 掛川市寺島の佐次本木工を営む佐次本武司さん(69)、裕司さん(39)親子が8月30、31の両日に埼玉県で開かれた第52回全国建具展示会で最高の内閣総理大臣賞に輝いた。静岡県勢の総理大臣賞受賞は49年ぶり2回目。
 全国の第一線の職人が腕を競う大会。受賞作「和」は高さ2メートル、幅3・6メートルの組子細工の間仕切り建具で、細かな木材を約11万枚使い、白っぽいヒノキや茶がかったスギなど色の違う木材を巧みに配置して満開の桜の図柄を描いた。
 正三角形が規則的に並ぶ「三つ組手」の美しさ、背景のグラデーション、所々に扇子や花びらの木彫り細工をはめ込む独創性が特に高評価を得た。
 2人はともに全国技能グランプリ第1位の受賞歴があり、武司さんは「現代の名工」にも選ばれた県内屈指の職人。全国展は十数回挑戦し、昨年の4位が最高だった。今回は昨秋から延べ300日近くを費やし、仕事の合間や夜、休日を生かして制作に打ち込んだ。
 裕司さんは「念願の賞を取れて本当にうれしい。静岡に技術の高い職人がいると示すことができた」と喜びを語った。

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