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ハママツ・ジャズ・ウィーク 大林武司、ヤマハフェス初出演へ

(2018/8/24 22:26)

 浜松市の中心市街地をジャズで彩る「第27回ハママツ・ジャズ・ウィーク」(同市、市文化振興財団、ヤマハ、静岡新聞社・静岡放送など主催)が10月、アクトシティ浜松などで行われる。最終日の28日、ヤマハジャズフェスティバル(YJF)に初出演するジャズピアニスト大林武司が静岡市を訪れ、「ジャズの名曲の良さを伝え、観客をわくわくさせる演奏をしたい」と意気込みを語った。
 3歳からヤマハ音楽教室に通い、ピアノとエレクトーンに親しんだ。19歳で参加したバークリー音楽院のキャンプを機にジャズにのめり込み、2007年に渡米し同院入学。在学中にプロ活動を始め、16年に若手ジャズピアニストの登竜門として知られる「ジャクソンヴィル・ピアノ・コンペティション」で日本人初のグランプリを受賞した。現在はニューヨーク(NY)に拠点を置き、歌手ホセ・ジェイムズや、トランペット奏者黒田卓也ら若手日本人ジャズメンで構成するバンド「J―Squad」に参加する。
 近年のNYジャズの傾向を「音楽とテクノロジーの絡みが多く、同じジャズでも多種多様なサウンドがある」と分析する。昨年12月、黒田とともにデュオ公演で静岡市を訪れた際には、既存のジャズの枠組みにとらわれない最先端のリズム感覚、シンセサイザーを駆使したつややかな即興演奏で聴衆を魅了した。
 近年、フェス出演や後進の育成など国内でも活躍の場を広げる大林だが、「プロとしての責任感を感じ過ぎて音楽を楽しめない時期もあった」と振り返る。そんな大林を救ったのは、NYに集うすご腕ミュージシャンとの“輪の広がり”だった。「NYには育った環境や人種、音楽的背景が異なる人が集まり、いろんな化学反応が起こる。黒田さんをはじめ、全員で楽しもうとするバンドに参加できたことが大きかった」
 YJFには、大林が「NYでも一線で活躍できる」と絶賛するベースの粟谷巧、バークリー時代の同期で世界的に活躍するドラムのマーク・ホイットフィールド・ジュニアとのピアノトリオ編成で、スタンダードナンバーに挑む。「盤石のメンバーとの演奏で、お客さんと楽しさの“輪”を共有したい」

 ♪ 最終日に八代亜紀ら ♪
 ハママツ・ジャズ・ウィークは10月20日、小中高生ビッグバンドの祭典で開幕。親子鑑賞会(27日)や街角コンサート(21、28日)を繰り広げる。フィナーレのYJFには大林トリオのほか、八代亜紀、ボーヒュスレーン・ビッグバンド、TOKUらが出演する。問い合わせは事務局<電053(460)3325>へ。
 

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