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保護司、映画で知って 19日、静岡で上映会

(2018/8/10 17:22)
保護司の村本勝弘さん(左)の話を聞く実行委員会のメンバー=8月上旬、静岡市内
保護司の村本勝弘さん(左)の話を聞く実行委員会のメンバー=8月上旬、静岡市内

 刑務所の仮出所者や保護観察対象者の更生を支える保護司。活動する姿を通し、地域社会や家族の再生を描いた映画「君の笑顔に会いたくて」の自主上映会が19日、静岡市民文化会館で行われる。同市上映実行委員会の浜本百合子事務局長(69)は、社会復帰を手助けする重要な活動ながら無給の民間ボランティアであることなど、「実際の取り組みはあまり知られていない。理解を深める機会になれば」と来場を呼び掛けている。
 映画は実在の女性保護司をモデルに製作された。宮城県名取市を舞台に、津波で幼い息子を亡くした女性保護司を洞口依子さんが演じる。担当を依頼されたのは息子の幼なじみだった少年。夫役の筧利夫さん(浜松市出身)らは家族同然の対応で迎え入れる。
 昨年12月、実行委の一部メンバーが都内での試写会に参加した。浜本さんは「保護司の取り組みに頭が下がった。地域の温かな目や社会の理解が必要だと感じた」と上映会開催を決意した。
 映画を通して周知啓発しようと、ことし2月から本格的に活動を始め、3月に同市駿河区のグランシップで試写会を開いた。後援依頼やチラシ作り、上映会の参加呼び掛けなどを、15人の実行委メンバーを中心に行った。
 8月に開かれた打ち合わせに静岡市駿河区保護司会の村本勝弘副会長(71)が参加し、保護司の現状を伝えた。年4回の研修や対象者と月2度の自宅での面接、就職や住まいなど生活環境の調整といった活動を続けて7年目。「更生して顔を見せてくれたり、近況報告をしてくれたりするのがうれしい」とやりがいを語った。
 上映は午前10時半と午後2時。料金は一般1500円(前売り1100円)。問い合わせは小柳奈津子さん<電090(8153)8075>へ。

 <メモ>保護司 罪を犯した人や非行少年の社会復帰を支えるボランティアで、法務大臣が民間人から委嘱する。面談などを通して生活上のアドバイスや就労を支援する。任期は2年で、再任は76歳未満。静岡保護観察所によると、県内は定員1495人に対し、8月1日現在、1345人で充足率は約90%。年2回補充している。

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