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浜松城跡、新たな発掘調査を開始 天守曲輪内で櫓の有無調査

(2018/8/2 08:13)
天守曲輪の発掘調査を行う作業員=1日午前、浜松市中区の浜松城跡
天守曲輪の発掘調査を行う作業員=1日午前、浜松市中区の浜松城跡

 浜松市は1日、浜松城跡(中区)の天守曲輪(くるわ)で新たな発掘調査を始めた。1~3月に行われた試掘で見つかった瓦の集積状況を詳しく調べ、曲輪内に櫓(やぐら)などの建物があったかどうかを探る。11月上旬まで実施し、調査の様子を公開する。
 天守曲輪は、天守台を囲む城の中枢部分。試掘では、徳川家康の関東移封後に入城した堀尾吉晴が1590~1600年に築いた石塁や、約600キロ分の瓦が見つかった。市文化財課は、瓦が出土した辺りに櫓などがあった可能性があるとしている。
 今回の調査では、曲輪の南東側の4カ所(計36平方メートル)を面的に掘り、瓦の分布や、建物の土台の有無を調べる。担当者は「礎石が見つかれば、櫓よりも規模が大きい小天守があった可能性も出てくる」と説明する。石塁の形状を把握するため、南西側の3カ所も発掘する。
 市は本年度、天守曲輪の土塀を復元する予定だったが、今回の調査結果を踏まえて復元計画を修正するかどうか判断する方針。
 発掘調査は午前8時半~午後4時に実施し、安全柵越しに見学できる。休工日もある。8月18日、9月2日、10月7日は文化財課職員が現場で調査状況を解説する。
 問い合わせは同課<電053(457)2466>へ。

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