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伊豆の歴史、地理ひと目 「韮山塾」史料など復刻

(2018/7/17 07:20)
伊豆学研究会が復刻刊行した「韮山塾日記」と「伊豆半島」=伊豆の国市内
伊豆学研究会が復刻刊行した「韮山塾日記」と「伊豆半島」=伊豆の国市内

 伊豆の国市のNPO法人伊豆学研究会(橋本敬之理事長)はこのほど、幕末の韮山代官江川太郎左衛門英龍(坦庵)が開いた私塾「韮山塾」の当時の運営記録など、伊豆の歴史を記した二つの史料を復刻刊行した。
 「高島流砲術史料 韮山塾日記」は1848年から英龍の死直前の54年まで塾生が残した記録で、砲術訓練の様子などが詳細に記されている。洋式砲術を広めるため設けた韮山塾には全国から約280人の門人が集まり、思想家の佐久間象山も名を連ねた。元高校教諭の故・石井岩夫氏(同市)が伊豆市の旧家にあった古文書を解読してまとめ、1969年に旧韮山町教育委員会が本にした。本は長らく絶版となっていて、復刻を望む声が上がっていた。
 もう一つは13年に日本歴史地理学会が発行した雑誌の別冊「伊豆半島」。同学会と田方郡教育会が同年に開催した講演会での研究者10人の発表内容をまとめた講演録で、「伊豆の地形と地質」「北条早雲と韮山城」などが題材。添付地図もあり、「当時の地理が分かる興味深い史料」と橋本理事長は語る。
 2冊ともA5判で、「韮山塾日記」は144ページ、2500円(税別)、「伊豆半島」は360ページ、2800円(同)。同NPO事務所「いちごすてーしょん」や江川邸などで販売する。問い合わせは同NPO<電0558(76)5088>へ。
 

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