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茶道文化学術賞 奨励賞に粟倉さん(静岡市清水区出身)

(2018/6/9 07:56)
茶道文化学術奨励賞を受ける粟倉大輔さん(左)=8日午後、都内
茶道文化学術奨励賞を受ける粟倉大輔さん(左)=8日午後、都内

 茶道研究に関する書籍や論文に贈られる第28回茶道文化学術賞(公益財団法人三徳庵主催)の授賞式が8日、都内で開かれ、明星大経済学部非常勤講師の粟倉大輔さん(静岡市清水区出身)の著書「日本茶の近代史 幕末開港から明治後期まで」が茶道文化学術奨励賞を受賞した。
 粟倉さんは受賞作で、明治期に盛んだった日本茶輸出の歴史をひもとき、近代日本の経済成長に貢献したことを再評価した。当時の茶流通も分析し、清水港が輸出販路の起点だったと位置付けた。
 選考委員は「近代の茶の歴史を輸出産業の視点で捉えた独創的な研究。経済的な評価にとどまらず、近代茶道史の基礎的な研究としても稀有(けう)だ」と高く評価した。
 粟倉さんは「近代日本の主要産業と比べると、製茶業の研究は圧倒的に少ない。今回の受賞を励みに研究に努めたい」と述べた。
 学術賞の本賞には、千里金蘭大の生形貴重名誉教授の「利休の生涯と伊達政宗-茶の湯は文化の下克上」が選ばれた。

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