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杉本苑子さん自筆原稿発見 熱海、遺品の中から

(2018/5/31 08:58)
杉本苑子さんの自筆原稿の展示を準備する市教委職員=30日午後、熱海市の「彩苑」
杉本苑子さんの自筆原稿の展示を準備する市教委職員=30日午後、熱海市の「彩苑」

 昨年5月に死去した文化勲章受章者で熱海市名誉市民の作家杉本苑子さんが執筆し、失われたとされてきた小説「申楽(さるがく)新記」の自筆原稿が遺品の中から見つかった。同市教育委員会は31日から6月3日まで、杉本さんの旧宅「彩苑」(同市西熱海町)で展示する。
 市教委生涯学習課によると申楽新記は1951年、杉本さんがサンデー毎日の懸賞小説に応募し、佳作入選した作品。自筆原稿は104枚で、途中には書き込みなどが残っている。今年4月、遺品整理の過程で杉本さんの自宅から見つかった。
 申楽新記は誌上掲載や出版がされず、杉本さんも自身の全集のあとがきで原稿が未返却となって失われたことを示唆していた。なぜ自宅に残っていたかなど経緯は不明という。
 同課の担当者は「杉本先生の執筆の様子が分かる貴重な資料。先生の気持ちに思いをはせて見ていただければ」と話している。
 展示は午前10時から午後4時。同市の起雲閣でも同期間、杉本さん愛用の辞典などを公開する。

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