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葺き石や埴輪、多数発見 浜松市「光明山古墳」初発掘

(2018/4/19 07:40)
光明山古墳の北側に掘られた調査用の溝。葺き石が完全な状態で確認された=浜松市天竜区山東(同市提供)
光明山古墳の北側に掘られた調査用の溝。葺き石が完全な状態で確認された=浜松市天竜区山東(同市提供)
光明寺古墳
光明寺古墳

 浜松市は18日、市内最大で全長82メートルの前方後円墳「光明山古墳」(天竜区山東)を初めて発掘調査した成果を発表した。古墳の表層を覆う「葺(ふ)き石」や埴輪(はにわ)が多数発見され、特徴が近畿地方の大型後円墳と似ていることから、この地域の統治者が倭(やまと)王権と強い関係があったことが推察されるという。
 市によると、光明山古墳は後円部の直径が45メートル、高さは9・6メートル。5世紀中ごろに築かれた古墳としては県内最大規模という。葺き石で覆われた斜面の中腹に幅2メートルの回廊があり、2段形の古墳だったことが確認された。
 回廊と最上部からは円筒形の埴輪が集中的に見つかり、列状にずらりと並べられていたとみられる。市文化財課の鈴木一有埋蔵文化財グループ長は古墳の形や大きさ、葺き石や埴輪などから「当時この地域を治めていた王の墓と考えられる」との見方を示した。
 光明山古墳は天竜区役所の北東約300メートルに位置する。調査では後円部の北、東、西側に幅1・5メートルの溝を掘り、斜面上部の葺き石はほぼ完全な状態で残っていた。「これだけの規模で葺き石が完全に残っている古墳は東海地方でも稀(まれ)だろう」と鈴木グループ長は説明する。
 市は29日午前10時と午後1時半から、市民らを対象に現地説明会を開く。申し込み不要。

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