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25年の歴史に幕 伊東・伊豆ガラスと工芸美術館

(2018/4/17 08:10)
5月13日で25年の歴史に幕を閉じる「伊豆ガラスと工芸美術館」=16日午後、伊東市富戸
5月13日で25年の歴史に幕を閉じる「伊豆ガラスと工芸美術館」=16日午後、伊東市富戸

 伊東市富戸の「伊豆ガラスと工芸美術館」が5月13日に閉館する。1993年、周辺の美術館やギャラリーが一斉に作品展を行う「伊豆高原アートフェスティバル」のスタートとともに開館。長年、中核施設を担ったが、昨年でフェスが終了したことや、建物の老朽化、入場者数の減少により25年の歴史に幕を下ろすことになった。
 同館は19世紀末から20世紀初頭の欧米のガラス工芸を中心に展示。体験工房もあり中学生の修学旅行などを受け入れてきた。今年3月までの累計入館者数は334万人。ピーク時の96年は年間30万人を超えたが、その後は減少し昨年は5万4千人にとどまった。
 片山劼(つとむ)館長(82)は「文化が経済活性化に必要との思いで立ち上げ、効果もあった。フェスの終了はいい区切り。今後は若い人たちに伊豆高原の芸術文化を盛り上げてほしい」と話した。
 最後の企画展のテーマは「ジャポニスムとアール・ヌーヴォー 西洋に渡った日本の美」。日本の浮世絵師、葛飾北斎の影響を受けたフランスのガラス工芸家エミール・ガレの作品などを並べ、片山館長の開館当初からコンセプトだった「和と洋の意外なつながりを紹介したい」という思いが表現されている。

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