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浜松城跡の石垣、市が展示へ整備 安土桃山時代の「野面積」

(2018/1/27 08:09)
浜松城の本丸南側で発掘された野面積の石垣=2015年、浜松市中区(浜松市提供)
浜松城の本丸南側で発掘された野面積の石垣=2015年、浜松市中区(浜松市提供)

 浜松市は1月下旬から、浜松城跡(中区)の本丸南側で発掘された安土桃山時代のものとみられる石垣の展示に向けた整備を始める。発掘された遺構を展示する形の公園整備は同市では初の試み。3月末の工事完了後に公開し、歴史的価値の「見える化」を図る。
 石垣は2014、15年度の発掘調査で、市役所本庁舎西側にある浜松城公園の擁壁内部から見つかった。兵が攻撃に備える多聞櫓(やぐら)の基礎部分に当たる。天守台周辺などに現在も残されている石垣と同様、自然石を積み上げた野面積(のづらづみ)の手法で、堀尾吉晴が城主だった1590年代に建設されたとみられる。
 調査では、全長40メートルにわたる石垣の一部の最大部分の高さ2・5メートル、全長10メートルが掘り起こされ、調査後は土のうで覆い保護してきた。整備工事では、石垣の保存に配慮した展示に向けて石垣の外縁部を固めて補強して、経年劣化を防ぐため排水機能を高める。石垣上部の園路を改修し、転落防止柵なども設置するという。

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