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「静岡×小説」構想披露 作家3人、静岡大が講演会

(2018/1/22 08:41)
静岡県を題材とした物語の構想を語った小説家の3人。(左から)沢西祐典さん、福永信さん、円城塔さん=21日午後、静岡市葵区ミライエリアン
静岡県を題材とした物語の構想を語った小説家の3人。(左から)沢西祐典さん、福永信さん、円城塔さん=21日午後、静岡市葵区ミライエリアン

 静岡大教育学部(静岡市駿河区)の日本近現代文学研究室は21日、小説家3人を招いた講演会「静岡を読む×静岡を書く」を同市葵区のミライエリアンで開いた。3人は静岡を題材に構想している物語の一部を披露し、来場した文学ファンが熱心に耳を傾けた。
 登壇したのは2012年に「道化師の蝶」で芥川賞を受賞した円城塔さん(45)と沢西祐典さん(31)、福永信さん(45)。前日、同市内の駿府城公園や東静岡駅周辺などを歩き、物語の着想を得た。3人は物語の一部分を会場で朗読し、互いに講評し合った。
 歴史上の人物も多く歩いた東海道を軸に構想中と話す円城さんは、「静岡県は温暖で過ごしやすい。現代のユートピア的な土地だと感じる」と印象を語った。
 美術鑑賞が趣味の福永さんは、本県ゆかりの紙を使ったアート作品のコンテスト「紙わざ大賞」をヒントに、トイレットペーパー専門店を開こうとする小説家の物語の一端を披露した。富士宮市にも足を延ばしたという沢西さんは、富士山が日本一の山ではなくなる大胆な設定を明かし、来場者を驚かせた。
 同研究室の中村ともえ准教授は、「静岡県が登場するさまざまな作品がもっと多くの人に読まれたり、書かれたりするきっかけになればうれしい」と話した。
 22日は、昨年12月に同大が開いた講座で、学生や一般受講生が書いた小説を3人が講評するワークショップが開かれる。

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