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羽生、井山氏に国民栄誉賞 静岡県内棋界、吉報喜び

(2018/1/5 17:02)
羽生善治氏との対局写真を手に、思い出を振り返る高木秀彰さん=静岡市葵区
羽生善治氏との対局写真を手に、思い出を振り返る高木秀彰さん=静岡市葵区

 将棋で初の永世七冠を達成した羽生善治氏(47)と、囲碁で初めて2度目の全七冠を独占した井山裕太氏(28)に国民栄誉賞授与が決まった5日、静岡県内のファンに喜びが広がった。「受賞は当然」「後進の模範に」。両氏の偉大な功績をたたえるとともに、さらなる活躍を期待する声が聞かれた。
 「30年前に戦った時は、もう少しで勝てそうだったのに」。静岡市葵区で将棋教室を開く高木秀彰さん(63)は、当時高校生の羽生氏と将棋盤を挟んで対峙(たいじ)した写真を手に、思い出を懐かしんだ。県アマチュア王者として模範対局に臨み、「優勢な展開から腕力でひっくり返された。山を下から見上げている感じだった」。今回の受賞に驚きはないという。「いつかは、と思っていた。将棋の巧拙問わず、誰にでも優しく接する、腕も心も一流の棋士」と評した。教室生の小学5年生、紅林華成さん(10)=同区=は「尊敬するし、自分も頑張ろうと思う。今度の全国大会で優勝したい」と、改めて刺激を受けた様子。
 囲碁歴約30年の家事手伝い川田雅美さん(57)=伊豆市=は、井山氏のタイトル戦譜を欠かさず復習し、技量向上に努めている。「若手の模範としてはもちろん、囲碁普及においても第一人者になって」と期待する。同氏と5度の対戦経験がある沼津市の囲碁サロン講師佐藤洸矢さん(25)は「井山さんは対局中も自分自身と戦っていた」と振り返る。常に妥協せず、最善の一手を追求する姿勢を尊敬し、「世界で活躍し、中国や韓国の牙城を崩してほしい」とエールを送った。

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