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浜松城土塁、解明へ 市が9日から初の本格調査

(2018/1/4 07:52)
土塁の基礎構造解明に向けて発掘調査を行う天守曲輪=浜松市中区の浜松城跡
土塁の基礎構造解明に向けて発掘調査を行う天守曲輪=浜松市中区の浜松城跡

 浜松市は9日から、浜松城跡(同市中区)の天守台南側に広がる天守曲輪(くるわ)の土塁の基礎構造を明らかにする発掘調査を行う。1月下旬から2月上旬までの土日曜には公開発掘も予定。市は17年は大河ドラマの舞台として歴史的魅力が注目されただけに、文化財課の担当者は「歴史のロマンをさらに発信したい」と意気込む。
 徳川家康が遠州攻略の拠点として築城した浜松城は、家康が江戸に移った後に城主になった堀尾吉晴が石垣を備えた城郭に改修したとされる。ただ、築城当時のはっきりした形は分かっていない。これまでの調査で、本丸の正門の位置を推定する手がかりとなった石垣などが確認されているが、城の最重要部分という天守曲輪の本格的な発掘調査は今回が初めてという。
 調査は幅1メートル、長さ5メートルの溝を6カ所(計30平方メートル)掘り、土塁の基礎構造を探る。担当者は「地中に眠る土塁がどの程度オリジナルの形で残っているかを調べ、築城当時の姿を解明したい」と話す。
 市は11年に策定した浜松城公園歴史ゾーン整備基本計画に基づき、18年度を目標に天守曲輪の土塀を城郭南側に53メートル延長する方針。市公園課によると、今回の調査結果が築城当時の土塀の高さや位置などを推定する材料になるという。
 調査の公開は1月20、27、2月3、4の各日午前9時~午後4時。2月10日には調査成果や出土品を解説する現地説明会も開く。
 問い合わせは市地域遺産センター<電053(542)3660>へ。

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