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浜松の芸妓文化、写真で発信 浜松信金支店で展示会

(2017/12/19 08:31)
伝統の踊りを披露する浜松松濤会メンバーを紹介する写真展=11月末、浜松市中区の浜松信用金庫伝馬町支店
伝統の踊りを披露する浜松松濤会メンバーを紹介する写真展=11月末、浜松市中区の浜松信用金庫伝馬町支店

 浜松市中心街の芸妓(げいこ)組合「浜松松濤(まつなみ)会」を紹介する写真展が、同市中区の浜松信用金庫伝馬町支店で開かれている。最盛期の昭和40年ごろには300人ほどいた芸者衆も今は7人のみ。
 「伝統の芸を受け継ぐ浜松の芸妓の存在を知ってもらうきっかけになれば」と企画。松濤会が今夏に写真集「伝統芸能と着物」を作ったのがきっかけで、浜松信金側が「支店で展示を」と呼び掛けた。伝統的な日本舞踊・藤間流の踊りを披露する姿や、華やかな舞台の様子などの写真を選び、10枚ほどをパネルで紹介することにした。
 浜松の芸妓組合は2004年の浜名湖花博のステージにも出演したが、現在は大掛かりな舞台は難しくなった。同市中区千歳町にあった稽古場の中央検番も人手に渡った。課題は後継者不足で、元理事長の利枝さんは「ずっと個人で後継者を育ててきたが、これまでのやり方では難しい。何とか次世代へつなげたい」と話す。
 大勢の前での舞台こそ減ったが、7人は現役。若い頃から続けてきた稽古も欠かさない。最近は「伝統芸能を見たい」という女性客もいるという。利枝さんは「写真展を皆さんに見ていただき、浜松の芸妓を知ってもらいたい」と話す。伝馬町支店(同区伝馬町)での展示は29日まで。18年1月15日から2月23日まで板屋町支店(同区板屋町)で、3月5日から同30日まで蜆塚支店(同区鴨江)で開催する。いずれも午前9時から午後3時まで観覧できる。

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