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高関氏を招へい 静岡交響楽団の音楽アドバイザー

(2017/12/19 07:50)
静岡交響楽団の来年度の構想を語る(左から)岩崎清悟理事長、高関健氏、宮沢敏夫氏=18日午後、静岡市内
静岡交響楽団の来年度の構想を語る(左から)岩崎清悟理事長、高関健氏、宮沢敏夫氏=18日午後、静岡市内

 プロオーケストラの静岡交響楽団(静響、岩崎清悟理事長)は18日、音楽アドバイザー篠崎靖男氏の任期満了退任に伴う後任に、東京芸術大教授の高関健氏(62)を招へいすると発表した。任期は2018年4月から3年。高関氏は静岡市内で開いた記者会見で、「楽団の果敢な挑戦をお手伝いできればと思う」と意気込みを語った。篠崎氏が兼ねる常任指揮者は当面、不在となる。
 高関氏は東京都出身。札幌交響楽団正指揮者などを歴任し、現在は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者。欧州の名門楽団で客演するなど国内外で活躍している。
 静響では年間プログラムの作成や、指揮者、ソリストの招へいに携わる。岩崎理事長は「音楽のレベルを高める現場のプロセスをお任せしたい」と期待を述べた。

 ■教育、社会貢献に力 静響が成長プログラム推進
 NPO法人の静岡交響楽団(静響)は2018年度、音楽アドバイザーに東京芸術大の高関健教授を迎え、同時に日本オーケストラ連盟専務理事などを務めた宮沢敏夫氏を楽団の専務理事に招く。教育現場への参加や社会貢献も踏まえた成長プログラムを進め、静岡の音楽文化の発展に向けた飛躍を目指す。
 事務局の中心となる宮沢氏は、コントラバス奏者として実績を残す傍ら、若手の育成や音楽祭の企画なども長く実践。財政的な不安や解散の危機にあった大阪フィルハーモニー交響楽団や札幌交響楽団の再建を成功させるなど、地域の楽団が抱える課題の解決にも手腕を発揮している。
 静岡市内で18日開いた記者会見で宮沢氏は、静響がこれまで拠点としてきた同市以外での公演の機会を増やす考えを示唆。「3年をめどに東京公演ができる力をつけたい」と説明した。
 計画によると、来年度の定期演奏会は本年度の7回から9回に増やし、「団員の集中力を引き出す指揮者」を積極的に招く。学校での鑑賞事業を拡充し、病院や養護施設への訪問演奏を実施するなど、演奏の場を広げるアウトリーチ活動も強化する。

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