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高橋五山と小泉八雲 防災に関心、共通点探る企画展 静岡福祉大

(2017/12/9 08:22)
学生の紙芝居に聞き入る来場者ら=焼津市本中根の静岡福祉大付属図書館
学生の紙芝居に聞き入る来場者ら=焼津市本中根の静岡福祉大付属図書館

 静岡福祉大付属図書館の企画展「2人の開拓者・高橋五山と小泉八雲の世界」が8日、焼津市本中根の同図書館で開幕した。教育紙芝居創始者の五山と、焼津にゆかりが深く津波避難の防災教材「稲むらの火」原作者の八雲の足跡をたどり、2人の共通点を探る内容。
 明治から第2次世界大戦後まで創作活動を続けた五山は、西洋の童話と日本の昔話を紙芝居に仕立て子どもたちに分かりやすく紹介した。また、編集者として関東大震災(1923年)の被災状況を写真に収め、子ども向け雑誌でいち早く伝えた。
 八雲は安政南海地震(1854年)で稲わらに火を付けて村人を高台まで誘導した逸話を世界に紹介した。防災教材の「稲むらの火」はアジア8カ国とフランスまで広がっている。会場には紙芝居のほか、パネルや写真など約110点を展示し、関東大震災を描いた紙芝居の復刻版も並ぶ。
 開会式では学生らでつくるバリアフリー文庫研究会メンバーが実際に紙芝居を披露した。進藤令子同大学図書課長は「五山も八雲もジャーナリストの視点から防災に関心を持ったのではないか。2人の多方面の業績を振り返り、防災意識の向上にも役立てば」と期待している。企画展は2018年1月26日まで。

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