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大岡信ことば館閉館 愛好者、名残惜しむ 三島

(2017/11/27 08:45)
最終日を迎えた展示室で語り合う深瀬サキさん(左)と岩本圭司館長=26日午後、三島市の大岡信ことば館
最終日を迎えた展示室で語り合う深瀬サキさん(左)と岩本圭司館長=26日午後、三島市の大岡信ことば館

 三島市出身の詩人大岡信さん(1931~2017年)の業績を紹介する大岡信ことば館(同市文教町)が26日、閉館した。4月に亡くなった大岡さんの表現を34項目に分けて紹介した「特別展」も最終日を迎え、大岡さんのファンや、同館の愛好者が多数訪れた。
 小学6年の長男、小学3年の次女を伴って来館した塾講師の男性(55)=静岡市清水区=は「大岡さんの言葉の魅力を映像や音、造形を交えて吸収できる、貴重な場所だった」と惜しんだ。大岡さんの妻で劇作家の深瀬サキさん(87)も顔を見せた。「創意工夫にあふれた展示を企画してくれた」と館に感謝し、「物事の終わりは出発も意味する。大岡信の作品はこれからも生き続ける」と語った。
 岩本圭司館長(61)は09年10月の開館からの8年間を振り返り、「『ことばは知識ではなく、体験である』と説いた大岡さんの言葉を具体化するための館だった。協力、援助、来館してくれた方々にありがとうと言いたい」と述べた。
 同館が所蔵した大岡さんの蔵書約2万冊、原稿など約千点、美術品約400点は、大岡さんが教えた明治大(東京都)に寄贈する。20年に同大が都内に開設予定の「大岡信文庫(仮称)」で活用するという。

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