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富士山への愛着語る 静岡でキーン親子

(2017/11/18 08:22)
講演するドナルド・キーンさん(左)とキーン誠己さん=17日午後、静岡市清水区の日本平ホテル
講演するドナルド・キーンさん(左)とキーン誠己さん=17日午後、静岡市清水区の日本平ホテル

 米ニューヨーク出身の日本文学研究者ドナルド・キーンさんと養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さんによる講演と演奏のイベント「聞かせて、キーン先生」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、静岡市清水区の日本平ホテルで開かれた。
 誠己さんが古浄瑠璃「越後国柏崎 弘知法印御伝記」の一部を披露して開幕。講演ではキーンさんが終戦直後に来日した際、帰国前に船のデッキから初めて見た富士山のエピソードを紹介した。朝日に照らされた富士山が「ピンクの色で素晴らしかった。きっとまた日本に来ることができると思った」と述べ、自身と日本を結びつけた存在として富士山への愛着をにじませた。
 4月に亡くなった三島市出身の詩人大岡信さんとの思い出も振り返り、かつて共に審査委員を務めたしずおか世界翻訳コンクールで「(大岡さんが)本当に丁寧に作品を読んでいた」と懐かしんだ。
 東日本大震災後、日本国籍を取得したキーンさんは「私は日本を愛しています。今が一番幸せな時間」とも話した。話題は日常生活にも及び、誠己さんが「1週間に1度は父が料理をします」と明かすなど、約450人の聴衆は和やかな雰囲気のトークを楽しんだ。

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