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大岡信さんへ敬意込め 「連詩の会」40編発表 三島

(2017/11/13 17:15)
創作過程を振り返る(左から)野村喜和夫さん、大岡亜紀さん、覚和歌子さん、谷川俊太郎さん、四元康祐さん=12日午前、三島市の大岡信ことば館
創作過程を振り返る(左から)野村喜和夫さん、大岡亜紀さん、覚和歌子さん、谷川俊太郎さん、四元康祐さん=12日午前、三島市の大岡信ことば館

 「2017年しずおか連詩の会」(静岡県文化財団、大岡信ことば館、県、三島市主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の発表会が12日、同市の大岡信ことば館で開かれた。連詩の提唱者で詩人の大岡信さん(同市出身)が4月に86歳で死去し、5人の詩人が大岡さんへの敬意を込めた連詩「『岡を上りきると海』の巻」(全40編)を編み上げ、作品を解説した。
 さばき手の野村喜和夫さん、大岡さんの盟友、谷川俊太郎さん、四元康祐さん、音楽家としても活動する覚和歌子さん、大岡さんの長女で画家でもある大岡亜紀さんが11日までの3日間で創作した詩編を朗読し、展開の意図や言葉の意味を説明した。
 谷川さんによる船出をイメージさせる1編で始まった作品には、端々に大岡さんへの追悼の思いが盛り込まれた。亜紀さんは「連詩は父が心を傾けていたもの。父がこの場にいるだろうと思いながら創作した」と振り返った。
 野村さんは09年に大岡さんから会のさばき手を引き継いだ。「大岡さんの遺志を継ぎ、初心に戻って再スタートする意味も込めた特別な連詩になった」と語った。
 発表会には、大岡さんの夫人、深瀬サキさんも訪れた。会場には5人の手書き原稿が並べられ、約230人の来場者が見入った。

 ■大岡信ことば館 26日閉館を発表
 三島市出身で4月に死去した詩人大岡信さんを顕彰する大岡信ことば館(同市文教町)は12日、開催中の大岡さんの追悼展が終了する26日で閉館すると発表した。
 同館は2009年10月、Z会の持ち株会社増進会出版社がJR三島駅前の社屋内に開館。大岡さんに関する資料を展示するほか、詩を中心に多彩なイベントや企画展を開催してきた。所蔵する資料は、都内の大学へ譲る方向で調整している。

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