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アフリカの「今」表現 現地で絵画指導の女性、静岡で個展

(2017/11/8 08:02)
絵画シリーズ「ORIGIN・アフリカ」を解説する小野由紀子さん(左)=6日、静岡市葵区のしずしんギャラリーゆめ空間
絵画シリーズ「ORIGIN・アフリカ」を解説する小野由紀子さん(左)=6日、静岡市葵区のしずしんギャラリーゆめ空間

 アフリカで8年にわたりボランティアで絵画を指導する画家で美術講師の小野由紀子さん(70)=静岡市葵区=の個展「ORIGIN・アフリカ」が、同区のしずしんギャラリーゆめ空間で開かれている。12月8日まで。
 高校の美術教諭を退職後、友人の誘いで2009年にウガンダに渡った。毎年約3週間、絵の具と紙を持ってアフリカへ赴き、子どもに絵を教えるボランティアを続けている。
 「紙1枚に飢え、むさぼるように表現する難民キャンプの子どもに衝撃を受けた」という小野さん。同市での個展は20年ぶりで、赤や緑、黒などの原色を多用し「アフリカに生きる人間の強さや赤道の強烈な気候を表現した」という抽象画28点が並ぶ。
 小野さんは県内小中学校での講演活動にも力を入れている。作品や現地の映像を見た児童生徒はアフリカの子どもたちの活発な姿や日本の生活との違いに驚くといい、「アフリカの子どもに負けず、強く生きてほしい」と思いを語る。北海道・十勝で開かれている国内外の作品を集めたアートプロジェクトにアフリカの子どもの作品を出品するなど活動は多岐にわたり、「現地の様子を伝えるために、作品制作も講演も続けていきたい」と意気込む。

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