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「金色夜叉」新作能に 尾崎紅葉生誕150周年で制作

(2017/10/12 11:00)
新作能「貫一・お宮」について説明する宗片邦義さん(左)=11日午後、熱海市のいきいきプラザ
新作能「貫一・お宮」について説明する宗片邦義さん(左)=11日午後、熱海市のいきいきプラザ

 静岡大名誉教授の宗片邦義さん(82)=熱海市在住=が11日、尾崎紅葉(1868~1903年)の生誕150周年を記念して、尾崎の代表作の小説「金色夜叉」を題材にした新作能を発表した。宗片さんは「熱海で初演できればうれしい」と願っている。
 新作能のタイトルは「貫一・お宮」。熱海の海岸で主人公の貫一と宮が別れる有名な場面と、尾崎の死去で未完に終わった小説の後半の一部を取り入れた。能初心者も楽しめるよう古典の形式にこだわらず、上演時間の長さにも配慮したという。
 宗片さんはシェークスピア文学を題材にした作品を発表するなど、能によるさまざまな文化活動に取り組んできた。周囲から「地元を題材にした能はできないか」と勧めを受け、3~4年前から準備を進めてきたという。
 「伊豆の日金・熱海を語る会」が同市のいきいきプラザで開いた会合で作品をお披露目した宗片さんは、貫一が宮を足蹴(あしげ)にする場面のみが金色夜叉として認識されている現状を指摘。新作能を通じてその後も描くことで「イメージを一新したい」と言葉に力を込めた。

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