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北原白秋しのび朗読 「鷲津節」作詞、湖西で顕彰祭

(2017/10/11 09:30)
北原白秋をしのんで朗読する矢田部駿一さんと、聞き入る平松芳子さん(右端)=9日、湖西市の本興寺
北原白秋をしのんで朗読する矢田部駿一さんと、聞き入る平松芳子さん(右端)=9日、湖西市の本興寺

 1932年と翌33年に湖西市の旅館に滞在し、民謡「鷲津節」を作詞した歌人北原白秋(1885~1942年)の歌碑がある同市鷲津の本興寺で9日、第40回記念歌碑顕彰祭が開かれた。85年に本紙に掲載された連載記事などを基に、白秋をしのぶ朗読を行った。
 顕彰祭は78年の歌碑建立以来、毎年開かれている。朗読は市内の朗読教室の講師矢田部駿一さん(70)が披露した。85年の本紙連載「郷土民謡物語」の内容に加え、矢田部さんが関係者にインタビューして聞き取った話も織り交ぜた。
 白秋は浜名湖畔にあった河井家旅館のおかみ河井みちさんの招待で滞在。鷲津地区を題材にした民謡がなかったため、知人を介して白秋に作詞を頼んだ。
 鷲津節の「スズキは好きだし、ボラは飛ぶ ヂャンヂャンおいでよ 簀(す)の上を」という一節で、白秋は従業員の会話から「ヂャンヂャン」という言葉を耳にし、一気に筆を進めた逸話を矢田部さんは紹介した。
 同祭では湖西民謡保存会が鷲津節を踊り、招待された河井さんの孫平松芳子さん(78)=浜松市中区=も見入っていた。平松さんは「白秋さんに作っていただいた曲を大切に受け継いでもらえてうれしい」と話した。

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