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ヘダ号の物語舞台化、池袋演劇祭に出品 世古さん(沼津)が構想

(2017/9/3 08:01)
ディアナ号とヘダ号にまつわる物語について語る世古真一さん=沼津市内
ディアナ号とヘダ号にまつわる物語について語る世古真一さん=沼津市内

 江戸時代末期に駿河湾で沈没したロシア艦船ディアナ号と、代船として現在の沼津市戸田地区で建造されたヘダ号を巡る物語を都内の劇団が舞台化し、9月末まで開催中の第29回池袋演劇祭に出品する。関係者は「ロシアと日本を互助精神で結ぶ、世界に誇る歴史を伝えたい」と力を込める。
 作品名は「クロス~橘耕斎ヘダ日記~」。劇団「Re:Duh!(リーダー)」を主宰する大倉良介さん(27)が、ディアナ号の乗組員とともにロシアに密航した橘耕斎を主人公に、史実と創作を巧みに交錯させて脚本を書き上げた。ディアナ号の受難、乗組員を助けた伊豆の人々の姿、密航を実行に移す橘の葛藤を丁寧に描いた。
 演劇の構想は、音楽イベントなどを手掛けるプロデューサー世古真一さん(56)=沼津市=が3年前から温めてきた。舞台化に当たり、大倉さんを同市戸田の史跡や関連資料を所蔵する市明治史料館(同市西熊堂)に案内し、脚本を練り上げた。
 池袋演劇祭は1989年に都内で始まった大規模演劇祭で、公募審査員100人が出品作を審査する。今回は55劇団がエントリーし豊島区と周辺の16会場で演目を競う。大倉さんは「脚本の取材で出会った戸田の方々の熱量が、作品にパワーを与えてくれた」と自信を見せる。

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