静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

アビニョン演劇祭、SPACに喝采 仏語の口上で観客引き込む

(2017/7/8 07:20)
演劇「アンティゴネ」の冒頭、フランス語であらすじを紹介するSPAC俳優=7日午前、フランス・アビニョン(SPAC提供)
演劇「アンティゴネ」の冒頭、フランス語であらすじを紹介するSPAC俳優=7日午前、フランス・アビニョン(SPAC提供)

 フランスで日本時間7日に開幕した「アビニョン演劇祭」で、静岡県舞台芸術センター(SPAC)が、メイン会場となる法王庁中庭で開幕劇を飾った。世界最高峰の舞台芸術の祭典といわれ、70年を超す歴史の中、アジアの劇団として初の栄誉。ギリシャ悲劇「アンティゴネ」に人形浄瑠璃を思わせる和の手法を加え、内外から詰めかけた演劇ファンの喝采を浴びた。
 冒頭、あらすじをフランス語で紹介する趣向も凝らした。難解な題材を念頭に、内容を分かりやすくまとめた5分ほどのダイジェスト版を用意。俳優がフランス語による口上を講談のように威勢よく語り、前代未聞の種明かしで会場を沸かせた。
 本編では一転、落ち着き払った日本語とフランス語の字幕で2千人の観客を引き込んだ。終演後は「ここにいて良かった」「この時間が終わってほしくなかった」などの声が聞かれたという。
 演出を手掛けた宮城聰芸術総監督は、「空間全体が一つの気分で満たされた。建物や自然が、この上演を盛り上げるために手を貸してくれているようだった」と語った。

静岡芸能・文化の記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト