静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

重文の仏像、修復開始 本来の姿へ 函南の美術館

(2017/5/21 08:08)
仏像の修復作業を行う技術者ら=函南町のかんなみ仏の里美術館
仏像の修復作業を行う技術者ら=函南町のかんなみ仏の里美術館

 函南町桑原のかんなみ仏の里美術館が所蔵している国指定重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍像」の修復作業がこのほど始まった。仏像の一部は一時、行方が分からなくなっていた左腕をつなぎ直すなどの工程を予定していて「全国的にも珍しく、大がかりな作業」(文化庁)という。
 同文化財は鎌倉時代に慶派の仏師実慶が制作した阿弥陀如来坐像と勢至菩薩立像、観音菩薩立像の3体で、800年にわたって地元住民が地域の宝として大切に守り続けてきた。鈴木勝彦館長は「後世に伝えたいという先人の思いの積み重ねが今の修理につながっている。本来の姿に戻し、200年、300年先まで見られるようにしたい」と話した。
 3体はいずれも漆が剝がれ、カビが生えるなど劣化が激しい。同美術館で行った修復では文化庁文化財調査官の指導の下、技術者がアクリル樹脂を塗って剝落止めを施したり、ほこりを除去したりした。

静岡芸能・文化の記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト