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1万8千年前の脛骨を複製展示 「浜北人骨」浜松市博物館に常設

(2017/3/18 08:45)
展示が始まった浜北人骨の複製品=17日午前、浜松市中区の市博物館
展示が始まった浜北人骨の複製品=17日午前、浜松市中区の市博物館

 浜松市浜北区の根堅遺跡で見つかった本州最古の人骨化石「浜北人骨」で、約1万8千年前とされる脛骨(けいこつ)の複製品が完成し17日、同市中区の市博物館で常設展示が始まった。同館は約1万4千年前の女性とみられる頭骨や骨盤などの複製品4点をすでに展示しているが、同遺跡の再発掘調査で浜北人が注目される中、脛骨も新たに複製した。
 脛骨は長さ7・5センチ、幅2センチで動物の牙のような形をしている。1960年代前半、遺跡の堆積物の下層から出土した。性別や年齢は不明。東京大総合研究博物館に保管されている。お茶の水女子大の近藤恵博士と松浦秀治教授のグループの研究で年代が推定された。
 近藤博士らは2016年、約55年ぶりに同遺跡の発掘調査を行った。人骨は発見できなかったが、遺跡の洞穴内に堆積する土砂などの状況を把握した。今年中にも再び調査を行う。展示を担当する同館の久野正博学芸員は「浜松に古くから人が住んでいたことに思いをはせてほしい」と来場を呼び掛けている。

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